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もっと簡単な四角いかごの作り方

編み方

あんでるせん手芸で筒状のかご作りに慣れてくると、四角いかごを作りたくなるのですが、四角いかごは難しい上に面倒です。

四角いかごが難しく面倒であるのは、底面の編み込みにあると言えます。

その底面の編み込みを端折ってみた所、とても簡単に四角いかごを作ることができましたので、その作り方をご紹介します。

じろう部長
じろう部長

底面を編まないのでちょっと邪道な気がしますが、とても簡単に作ることができるので是非一度お試しください!

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四角いかごの編み込み手順

四角いかごの底面の作成方法

まず作成したいかごの大きさの厚紙を2枚用意し、内1枚を裏返します。

厚紙にクルクル棒を放射状に貼ります。

クルクル棒の先端にのりをつけて
厚紙に貼り付けます。
3~5cm間隔で貼っていきます。

厚紙の表面全体にのりをつけて、もう1枚の厚紙を貼り付けます。

じろう部長
じろう部長

のりが完全に乾くまでピンチで固定すると良いでしょう。

2枚の厚紙がきちんと貼り付いたことを確認して、今度はタテ芯の準備に取り掛かります。

タテ芯とは、かごを編む際に支柱となるクルクル棒のことです。
一方編み込むクルクル棒はアミ芯と呼びます。

四角いかごのタテ芯の準備

貼り付けたクルクル棒を1本選び、厚紙の辺に沿って折り、隣のクルクル棒の下側から巻き込むように垂直に折って立ち上げます。

このクルクル棒を
このように折って垂直に立ち上げます。

この立ち上げ作業を一本一本行います。

この立ち上げたクルクル棒がタテ芯となります。

じろう部長
じろう部長

タテ芯が倒れてしまうようでしたらピンチを使って一時的に固定してください。

四角いかごの編み込み方法

新たにクルクル棒を用意し、真ん中で折ります。これがアミ芯になります。

四隅のタテ芯の一つに、真ん中で折ったクルクル棒(アミ芯)を引っ掛けます。

今回はすべて縄編みで編んでいきます。

縄編みの編み方

縄編みは、アミ芯2本でタテ芯を挟み、タテ芯の間でねじりながら進む編み方です。

2本のアミ芯のうち1本目を

タテ芯の内側を通す際、その隣のタテ芯の外側にも通します。

そして2本目のアミ芯を

先ほど通したアミ芯の上を通って、同じようにタテ芯の内側、その隣りのタテ芯の外側を通します。

このように2本のアミ芯をねじりながら編んでいく方法が縄編みです。

じろう部長
じろう部長

ちなみに縄編みについては、以下の「色んな編み方」にも記載していますのでご参照ください。

四角い広告チラシかごのアミ芯の始末の方法

希望の高さまで編むことができたら、アミ芯をかご止めで始末します。

タテ芯の外側にあるこのアミ芯を、

もう1本のアミ芯を巻き込みながら、かごの内側に倒します。

続いてもう1本のアミ芯を、先ほど倒したアミ芯の隣りにあるタテ芯に外側から巻き付けながら倒します。

その後、タテ芯を隣りのタテ芯を外側から巻き込みながら、かごの内側に倒していきます。

タテ芯を倒す作業を最後のタテ芯まで行います。

最後のタテ芯は、最初に倒したタテ芯の隙間にねじ込みます。

この隙間に
ねじ込みます。
じろう部長
じろう部長

ちなみにかご止めは、以下のページにも詳しく説明しています。

始末箇所の補強

始末した箇所を木工用ボンドをチョン付けして補強します。

適当な紙に木工用ボンドを出し、爪楊枝にチョンと付けます。

そして、始末した箇所に爪楊枝でボンドをチョン付けしていきます。

ボンドが乾くまでピンチでとめます。

不要な芯の切除

ボンドが乾いたら、不要なアミ芯やタテ芯をニッパーで切り落とします。

四角いかごの完成

じろう部長
じろう部長

適宜ニスを塗ってください。

まとめ

四角いかごの底面を編まないことで、とても簡単に作ることができました。

じろう部長
じろう部長

この方法であれば、イイカンジにしかも簡単に四角いかごを作ることができので、是非一度試してみてください!!

ちなみに、今回はすべて縄編みで編んでいきましたが、以前四角いかごを作った時と同じように、一週目だけ縄編みで、二週目からは追っかけ編みでも問題ありません。

動画

簡単な四角いかごの編み込み手順を動画にしてみました。

動画の方がより分かりやすいかと思いますので見てみてください。

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